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■精神疾患の労災認定基準(労災申請が最多1409人 パワハラ・セクハラで精神疾患)

■精神疾患の労災認定基準(労災申請が最多1409人 パワハラ・セクハラで精神疾患)

こんにちは。
社会保険労務士 沖本事務所です。

会社は労働者と雇用契約を締結すると安全配慮義務が発生し(労働契約法第5条)、近年は長時間に及ぶ過重労働による過労死や自殺のような精神衛生面についても安全配慮義務を問われています。

安全配慮義務については、次の記事をご参照ください。
「安全配慮義務について」
「安全配慮義務の歴史」
「安全配慮義務とメンタルヘルス」

精神疾患の労災認定基準については、次の記事をご参照ください。
「自殺は労災として認められるか その1」
「自殺は労災として認められるか その2」

【MSN産経ニュース】労災申請 最多1409人 パワハラ・セクハラで精神疾患

職場でのパワハラやセクハラ、働きすぎで精神疾患となり、平成25年度に労災申請した人は、前年度比152人増の1409人と過去最多だったことが27日、厚生労働省のまとめで分かった。

5年連続で1千人を超す高水準で、30~40代の働き盛りが6割を占めた。一方、労災認定されたのは436人で、「嫌がらせやいじめ」「セクハラ」が原因だったケースがともに過去最多となった。

まとめによると、精神疾患による労災申請は集計を始めた昭和58年以降最多となった。業種別では、「製造業」の249人を筆頭に、「医療・福祉」(219人)「卸売・小売業」(199人)「運輸・郵便業」(147人)が上位を占めた。

職種別では、就労人数の多い「一般事務」(227人)「商品販売」(90人)が多く、年齢別では、20代277人▽30代428人▽40代421人▽50代218人-と30~40代が中心。

一方、労災認定された436人の内訳は男性289人、女性147人。前年度より39人減ったが過去2番目に多かった。うち63人が自殺(未遂を含む)を図るなど深刻な状態にあった。

精神疾患の原因について「嫌がらせやいじめ(パワハラ)」と認定されたのは55人、「セクハラ」は40人でともに過去最多となり、特にパワハラは「仕事量が増えた」(55人)とともに原因のトップに並んだ。

平成23年12月にパワハラ、セクハラに関する認定基準が変わり、「労災認定されやすくなったことが影響したとみられる」(厚労省)という。

厚労省は「仕事が理由でストレスを感じている人が増えている。パワハラなどの防止に向け、職場でのセミナーを開くなど対策を進めたい」としている。

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