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■企業の社会的責任(CSR)とブラック企業の風評影響について

■企業の社会的責任(CSR)とブラック企業の風評影響について

こんにちは。
社会保険労務士 沖本事務所です。

企業には社会的責任(CSR)が求められます。

CSRとは、企業が経営活動を行うに当たり、単に利益を追求するだけでなく、その活動が社会に与える影響を利害関係人(消費者、投資家、地域社会、従業員やその家族)に対して説明する責任を果たす必要があるということです。

ワタミという企業は世間からブラック企業というレッテルを貼られてしまいました。

思うに、ワタミは従業員の自殺について世間や遺族に説明責任を果たさず、対応を誤ったことで企業のイメージを損ねてしまったのではないでしょうか。

【2014年8月17日追記】
ここで申し上げたいことは、ワタミがブラック企業であるかどうかではありません。
ブラック企業の定義は現状明確とは言い難く、個人の主観的要素が強いと考えております。
ここでの主張は、ワタミのCSRが不十分であったのではないかということです。

【MSN産経ニュース】「ブラック企業の風評影響」ワタミ株主総会、初の赤字で渡辺氏陳謝

居酒屋チェーン大手のワタミの株主総会が29日開かれ、上場以来初の最終赤字に転落した平成26年3月期の業績について創業者の渡辺美樹氏が陳謝、「『ブラック企業』との風評が広まり、居酒屋の客足だけでなく介護や食事宅配サービスの売り上げにも影響した」と述べた。

渡辺氏は総会後の「創業30年記念講演」に登壇し、居酒屋事業の不振の原因は「お酒を習慣的に飲む人の減少や、『チェーン店の安心感』が強みにならなくなったため」と分析。

その上で、“ブラック批判”のきっかけとなった6年前の新入社員の自殺について「事業規模が大きくなり、従業員一人一人に目が届きにくくなっていた。その後、週休2日のルールを明文化した」「私が一生背負う十字架だ」と反省の弁を述べた。

総会でも、社員向けの理念集にあった「365日24時間死ぬまで働け」という表現について株主から質問が上がり、経営陣が「休みの日でもお客さまへの思いを忘れないように、という意味だったが、批判を受け改訂した」と釈明した。

今後の業績回復策については、大規模チェーン店から、より専門色の強い店舗への転換を進める方針を桑原豊社長が説明。今期は最終損益を69億円改善し、20億円の黒字を目指す。

ワタミは例年、株主総会を両国国技館で開いていたが、平成8年の上場以来初の赤字にかんがみ、今年は東京・品川の会議場で開催。90分余りで終了した。出席した株主は2188人と、昨年よりも1割減った。

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