■4ストと2スト
■4ストと2スト
こんにちは。
社会保険労務士 沖本事務所です。
ストと言っても、労働組合のストライキのことではありません。
最近は涼しくなったにも関わらず、楽という理由で引き続き原付で移動しております。
原付に乗るのは25年ぶり位なのですが、今の原付が昔の原付に比べて、どうも加速がモタモタしていて、走っている最中にアクセル開けてもレスポンスが悪く、余り走らないという感覚がありました。
25年前に比べて体重が20kg増えたせい?とも思ったのですが、それよりも何かメカニカル的な部分で違いがあるように感じておりました。
そこで、こういうことに詳しい顧問先の社長様にお尋ねしたところ、それは4ストと2ストの違いだろうとのことでした。
4ストは自動車のエンジンに代表されるように、吸気→圧縮→爆発→排気という4つの工程を経ますが、2ストは吸気・圧縮→爆発・排気と4ストの半分の工程で済むのですね。
つまり、爆発回数が4ストの2倍ありますから、当然パワーも出るということです。
ただ、4ストは排気中はガソリンが吸入されませんが、2ストは常にシリンダ内にガソリンが吸入されている状態で燃費が悪いのですね。
そういえばエンジンオイルも継ぎ足しではなく、交換になっていますね。
しかし、常にガソリンが吸入されている=ヘッドまわりの機構がないということですから、エンジン自体を軽くできるという利点があります。
いつの頃からか、原付は2ストから4ストに代わっていたのですね。
仕事で使うのなら燃費の点で4ストが良いのですが、昔の2スト原付の鋭い加速とパワー感が欲しいと思う時もあります。