■行政機関の対応 その2
こんにちは。
社会保険労務士 沖本事務所です。
本日は手続を進めていない管轄ハローワークと年金事務所に訪問し、事実確認を行って参りました。
どちらの機関においても1か月超の手続遅延について遺憾の意を伝えた後、次の2点を主張しました。
- 行政機関が我々に報告等を要請する場合、必ず期日を設定する。しかし、私たちの依頼については、あなた方が期日を設定しないのはおかしい。今回の件、いつまでにやってくれるのか、いつまでに何をやるのかを明確にしていただきたい。
- あなた方の不作為は、お客様からすれば社労士が何もやっていないことになるわけであり、社労士の評価を低くすることであるから到底座視できない。
行政機関については、特にハローワークは大変上位の方とお話しができましたので、今後進捗が期待できると思います。
しかし、一番の問題はそもそも資格取得手続きを行っていない事業主ですので、こちらの対応についても、退職者本人の意向にもよりますが、確認請求に加え第2段、第3段の作戦を検討しています。
起業して事業が軌道に乗ったとしても、適用事業所であるにも関わらず社会保障制度に加入せず、保険料を納めず、手続をせず、従業員に社会保障を与えないことは、従業員に対する搾取以外の何物でもありません。