■平成27年度の国民年金保険料・年金額

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社会保険労務士　沖本事務所です。

平成27年度の国民年金の保険料額は１月当たり340円引き上げられ、15,590円（月額）となります。

また、保険料を口座振替で前納した場合の額は、６カ月間で92,480円（1,060円割引）、１年間で183,160円（3,920円割引）、２年間で366,840円（15,360円割引）となります。

現金納付またはクレジットカード納付による前納の場合は、上記とは金額が異なるため、注意が必要です。

平成27年度の年金額（老齢基礎年金）は満額で65,008円（月額）となり、平成26年度に比べ＋608円（0.9％の引上げ）という結果になりました。

平成26年の物価変動率は対前年比で2.7％上昇となり、平成27年度の年金額改定に用いる名目手取り賃金変動率は2.3％となりました。

さらに平成27年度は、名目手取り賃金変動率にスライド調整率（▲0.9％）が乗じられることになり、平成26年度の本来水準の年金額からの改定率は1.4％となります。

この結果、特例水準の段階的な解消（▲0.5％）があるため、平成26年度の特例水準の年金額からの改定率は0.9％の引上げとなります。

厚生年金の年金額（夫婦２人分の老齢基礎年金を含む標準的な年金額）は、221,507 円（前年度比マイナス5,418円）です。

受給者の受取額が変わるのは、通常４月分の年金が支払われる６月からです。

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