■個人番号の収集と管理

こんにちは。
社会保険労務士　沖本事務所です。

個人番号制度導入後の雇用保険手続が弊所も既に数件発生しています。

顧問先様から個人番号の委託管理を受け、クラウドサーバー形式の管理システムに保管し、管理システムと連携する電子申請システムで手続を行います。

要は個人番号を紙に記載しての郵送や持参は行わず、お客様のマイナンバーを「一切空気に触れさせず」手続を行っているということです。

個人番号の収集については今すぐ行う必要はないとの意見も頂戴するのですが、雇用保険手続でいつ何時誰に必要になるかわからないこと考えると、収集は早い段階で終えておくべきでしょう。

税申告は時期が決まっていますが、入社・退職はいつ発生するかわかりませんので。

手続発生毎に収集するのもいかがなものかと思います。

また、クラウドサーバー形式の管理システムの安全性を疑問視する声も聞こえるのですが、紙であろうがシステムであろうが世の中に出た以上は漏えいリスクは0ではありませんので、各種安全管理体制の整備で担保していくしかないと思われます。

それよりもクラウドサーバー形式の管理システムを使うメリットは、紙やＰＣ、自社サーバーで保管する場合の「管理区域」という概念が消えることだと思っています。

労務管理、就業規則他各種規程の制定・改廃、助成金支援、人事評価制度導入、社会保険手続、給与計算は守口市の社会保険労務士　沖本事務所にご依頼ください。