■奈良県の企業に評価制度の提案を行いました
こんにちは。
社会保険労務士 沖本事務所です。
昨日は奈良県の300人規模の企業の人事評価制度の提案に同席しました。
こちらの企業が評価制度の更新の時期を迎えておられ、コンサルタントの紹介を依頼されましたので、㈱あしたのチームを紹介しました。
人事評価制度については要・不要で考え方が分かれるところですが、私は必要であると考えております。
限られた給与原資をいかに分配するのか、どのように賃金決定をするのか、企業は人の集合体である以上、何らかの基準を設定する必要があるからです。
昨日のお客様も、やはりそのような考えを持っておられました(㈱あしたのチームの見解はまた別かもしれません)。
給与決定や原資分配の基準が必要であるとなった場合に、
- 等級制度を導入するか
- 等級制度を単線型とするか、複線型とするか
- 職種別賃金制度とするか
- 絶対評価か相対評価か
といった部分で、その人事評価制度の味付けが変わります。
㈱あしたのチームの評価制度は、
- 経営理念を従業員と共有する
- 評価を通じて人材育成を行う
といった一般的に人事評価制度が求められる要件は全て満たしていますが、特に以下の点が優れていると感じます。
- IT化による人事部門や評価者の工数削減
- 会社が目標を設定し、これを達成するために従業員が具体的に行動を記述しますので、評価結果の客観性・納得性が高く、不利益な査定や処遇を行うに際しても労使紛争が発生しにくいものであること
- 本人が自分の行動を詳細に記述することは、簡易ではあるとしても結果的に職務分析を行うことになり、同一労働同一賃金にも対応可能ではないかと考えていること
- 既存の人事評価制度に対してクラウド化の対応のみも可能で、非常にフレキシブルな仕組であること
しかし、昨日の㈱あしたのチームのプレゼンは圧巻でした。
お客様の様々な質問や懸念点に即座に対応し、お客様も相応の納得感をお持ちではないかと感じました。
M支社長、Kさん恐るべし。私ではとてもあそこまで瞬時に対応できません。
上手く話がまとまることを祈念しております。