■未払い残業代2.5億円 餃子の王将
■未払い残業代2.5億円 餃子の王将
こんにちは。
社会保険労務士 沖本事務所です。
インターネットのニュースによると、餃子の王将が未払い残業2.5億円の是正が入りましたね。
このような是正が入るのは、従業員や退職者から労働基準監督署への通報というケースが考えられますね。
未払い残業の請求をはじめとする労務管理に関するトラブルによる金銭的損失は、中小企業の存立に関わる場合があります。
未払い残業代請求についての対応は、労務管理に加え、給与計算に関する知識・経験が求められます。
労働基準法や労働契約法の規定を十分理解しないままで給与計算を行っていて、「知らない内に」残業未払いの状態になっていたというケースが散見されます。
例えば、１か月の所定労働時間を200時間（１日８時間×25日／月）で計算しているケースがありました。
どこがおかしいかは、労働基準法と給与計算の正確な知識・経験があればすぐに分かることではありますが・・・。
給与計算について正しくコンサルタントができるのは、労働関連法規の専門家である社会保険労務士しかいません。
特に当事務所はこれまで20年間人事を経験し、給与計算に関連する様々な事例を経験しておりますので、給与計算、未払い残業等のご相談はいつでも承っております。
餃子の王将、未払い賃金２．５億円 是正指導受け判明
朝日新聞デジタル 7月14日(月)12時36分配信
中華料理店チェーン「餃子（ギョーザ）の王将」を展開する王将フードサービスは１４日、従業員９２３人に対して計２億５５００万円の未払い賃金があったと発表した。京都下労働基準監督署（京都市）から昨年１２月に是正指導を受けて調べた。昨年７月～今年２月にかけ、主に店の従業員の残業代を適切に支払っていなかったことが判明したという。
王将は「従業員の労働時間の管理が甘かった。再発防止に努めたい」（経営企画部）と話している。未払い分は４～６月期決算に経費として計上しており、近く支払う。
