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■創業塾を振り返って~ひよこ食いとの違い~

■創業塾を振り返って~ひよこ食いとの違い~

こんにちは。
社会保険労務士 沖本事務所です。

守口門真商工会議所の創業塾を振り返って、感じたことを記載します。

先ず、社労士業界には「ひよこ食い」という言葉があります。

これは、資格を取って新規開業し、右も左も分からない生まれたてのひよこのような新米社労士に、営業の仕方を教えるといった名目で高額の受講料を払わせ、就業規則の作り方等の指導を行うものです。

これらのひよこ食い開業講座について、あくまで当職の私見ですが、不要と考えます。
(ただ、中には良心的な値段設定で実施する信頼できる機関もありますので、そこは自己判断でお願いします。)

なぜならば、例えば就業規則の作成については、大阪府社労士会であれば、定期的に新規登録者に対する実務講座が開催され、そこで学習できるからです。(費用は無料です。)

大阪府社労士会の実務講座の内容は倫理、社会保険、労働保険、就業規則等、広範囲に及びますが、特にI先生の就業規則を含む労働基準法関係の講座は良質で圧巻です。

I先生の講座を受講すれば、ひよこ食い開業講座の就業規則講座は不要ではないでしょうか。

ひよこ食い開業講座で学ぶ内容の多くは、後に社労士として独立開業した後でも、折に触れて学べる環境があると思います。

これに対して、守口門真商工会議所主催の創業塾は、全4回で受講費用は1,000円です。(恐らくそのほとんどを商工会議所側で負担してくれているのではないでしょうか。)

しかし、内容はランチェスターの法則に基づく実践的なもので、経営理論や営業理論を学ぶことができます。

創業塾の対象者は、ひよこではなく弱者です。今存在する強者に対して、後から市場参入する弱者はどのように戦うべきかを教えてくれます。

ひよこ食い開業講座で開業できるかどうかを悩むよりも、創業塾で学ぶ営業理論で「自分が実際に営業できるかどうか」で開業を判断するほうが確実であろうし、また、創業塾で学ぶ経営理論と最後に自分で作る経営計画書で「金融機関の方を納得させられるかどうか」で開業を判断するほうが確実と思います。

そして何よりも出会いがあります。創業を検討している受講生の方々は、あなたにとって顧客になるかもしれませんし、盟友になるかもしれません。

なお、守口門真商工会議所の創業塾で講師をしていただいたのは、次の方です。

ご本人様より許可をいただきましたので、掲載させていただきました。

営業系の研修では大変実績のある先生です。

創業塾では大変勉強になりました。ありがとうございました。

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