■専門家であるということ
■専門家であるということ
こんにちは。
社会保険労務士 沖本事務所です。
自分なりに専門家ということについて述べさせていただきます。
昨日(というか本日早朝か)、あるソフトをダウンロードしました。出来るだけ早く起動させたいと思い、一生懸命サーバーに転送させる作業をしていたのですが、分からない用語等があり販売元に次のとおり連絡をしました。
- 作業が進まないので言葉の意味を教えて欲しい
- マニュアルが専門用語の羅列なので一般向けではないと思う。
【追記】
専門用語の羅列の代表例は六法全書です。難解な言い回しと専門用語が並びます。
法律を専門にしている人には常識的な言葉(推定する、看做すとか)であってすら、一般的な人にはその違いが分からない。
言い換えるとそんなところでしょうかね。
先方の返事は、次のとおりでした。
- 問い合わせの用語はITでは基本的なものなので、分からなければGoogle等で先ずは調べる癖をつけて欲しい。
- あなたのレベルでは難しいからこっちで作業を引き継ぎます。
これを受けて思うこと。
こうしたことは、私たち社会保険労務士の中でも起こりがちではないかということです。
社労士は労働法や社会保険の専門家であり、専門家同士や総務人事担当者様との話し合いの中では、専門用語が飛び交います。
この調子で、顧問先様の一般従業員の方に説明をしていた時に、顧問先の社長様からお叱りに近い指摘を受けました。
「あなたの説明は専門用語が多すぎる。国民健康保険、国民年金、個人で加入する保険、会社で加入する保険、健康保険、厚生年金保険、社会保険、言葉が入り混じるが、あなたには簡単かもしれないが、前提知識のない人には混乱するばかりだ。」
確かに従業員様に説明をしていても、説明し終わってから一番最初に説明したはずのことを質問をされて来られ、「え?」と思うことがありました。
私は社会保険労務士という専門家ですが、この件をきっかけに、専門家というものは相手のレベルに応じて分かり易く説明することができる人、という意識でやるように心がけております。
で、肝心のソフトですが、もう少し頑張ってみます><
昔、趣味のHPも運営してましたし、FTPの転送だってやってたんですけどね・・・。