■社会保障に関する啓蒙について
■社会保障に関する啓蒙について
こんにちは。
社会保険労務士 沖本事務所です。
本日は急遽依頼があり、守口年金事務所において総合受付の行政協力に行って参りました。
総合受付ですので一般市民がお客様で、年金関係の相談の振り分けをするのですが、相談に来られている方が内容を十分に理解していないため、何を言わんとしているのか、こちらで翻訳する能力が必要と感じました。
そこで思ったことは、これだけ高齢化で社会保障の必要性や社会的関心が高まる中で、低学年の内から社会保障制度の重要性について、教育カリキュラムに入れて学んでもらうことが必要なのではないかということです。
よく誤解されているのが、年金は保険料を払っても将来貰えるかどうか分からないから払わないというものです。
大きな間違いで、老齢年金は将来の給付ですが、障害年金や遺族年金はその状態になれば直ちに受給権が発生するもので、保険料を納付していないと受給できません。
このような社会保障の必要性や仕組みについて、国はもっと国民に積極的に学ばせる場を設けるべきなのではないかと思います。